• 【2026年最新】唇の裏の水ぶくれが治らない…粘液嚢胞(ねんえきのうほう)を摘出した症例|原因・治療法・痛みを抑えた手術(埼玉・東京対応)

    2026.06.12 未分類

    この記事は、医療法人社団世隼会の院長であり歯科医師皆川が執筆し、理事長の監修を受けています。
    私たちの理念は、『来てくれる患者さんを笑顔で帰す』こと。

    「唇の裏のしこりが気になる」「噛んでしまってから水ぶくれが治らない」という方のために、埼玉県・東京都内から多くの患者様が来院される当院の専門的見地から、お伝えします。

     


    今回の症例について
    今回ご紹介するのは、「唇の粘膜にできた水ぶくれのようなしこりが治らない」という主訴で来院された患者さんの症例です。

    (口腔内全体の様子)


    (術前の状態:粘膜下にぷっくりとした膨らみが確認できます)


    口腔内診査を行ったところ、粘膜に直径数ミリ〜1センチ程度の半球状の膨らみが認められました。これは「粘液嚢胞(ねんえきのうほう)」と呼ばれるもので、誤って唇や頬の粘膜を噛んでしまったり、歯が擦れたりすることで、唾液を作る「小唾液腺」の管が傷つき、唾液が粘膜の下に漏れ出して溜まってしまった状態です。
    粘液嚢胞を長期間放置すると、、、気になって無意識に舌で触ったり、噛んだりしてしまう。繰り返し潰れては再発を繰り返す。
    表面が硬く白っぽく変化する(線維化)。食事がしにくく、日常生活にストレスを感じる。といった問題が起こります。
    自然に潰れて小さくなることもありますが、原因となっている小唾液腺が残っている限り、高い確率で再発を繰り返します。そのため今回は、局所麻酔下にて嚢胞および原因となっている小唾液腺の摘出手術を行い、根本的な解決を目指す方針としました。

     

    治療のステップと手術の様子
    治療では、まず局所麻酔を行い、痛みを感じない状態をしっかりと作ってから処置を始めます。

    嚢胞そのものだけでなく、再発の原因となる周囲の「小唾液腺」も一緒に丁寧に取り除くことが、この手術において非常に重要です。

    こちらが摘出した粘液嚢胞です。このように、原因となっている組織をしっかりと取り除きます。

    摘出後は、傷口が綺麗に治るように細い糸で丁寧に縫合を行います。

    粘液嚢胞の摘出治療で重要なのは、単に「膨らみを取ること」ではありません。
    痛みを最小限に抑える麻酔の工夫や再発を防ぐための確実な原因腺の摘出、術後の腫れや痛みを考慮した低侵襲な手技
    、傷跡が残りにくい綺麗な縫合まで考慮して手術を行う必要があります。


    今回の治療費について
    今回の症例では、健康保険が適用される外科手術を行いました。
    今回の症例の費用目安(保険適用・3割負担の場合)
    粘液嚢胞摘出手術:約 3,000円 〜 5,000円程度(※お薬代や初・再診料、病理検査の有無により変動します)
    時間
    手術自体は15分〜30分程度で終了します。
    約1週間後に抜糸を行い、その後治癒の確認をして終了となります。


    ご相談・ご受診をご希望の方へ


    「これって粘液嚢胞?」「手術は痛くないか不安…」
    という方は、まずは当院へご相談ください。


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    当院はJR東川口駅すぐの立地にあり、さいたま市(浦和・大宮)、川口市、越谷市、草加市といった埼玉県内はもちろん、東京都の足立区、北区、板橋区などからも多くの患者様にご来院いただいております。赤羽や北千住からもアクセスしやすく、「長年の悩みをしっかり治したい」という方に選ばれています。
    術後の痛みや腫れに関してもご心配される方が多いですが、当院ではできるだけ低侵襲な術式を選択し、負担を最小限に抑えるよう配慮しています。表面麻酔や極細の注射針を使用するなど、痛みに配慮した治療を徹底しておりますので、外科処置が怖いという方も安心してお任せください。


    粘液嚢胞と口内炎の違い
    唇にできる症状としてよく間違われるのが「口内炎」です。
    口内炎は、疲労やビタミン不足、傷などが原因で粘膜に炎症が起き、表面が白くえぐれたようになり、触れたり食べ物がしみたりする「強い痛み」を伴うのが特徴です。通常は1〜2週間程度で自然に治癒します。
    一方で粘液嚢胞は、唾液の袋であるため、基本的には「痛みがない」または「少し違和感がある程度」です。ぷくっと水ぶくれのように腫れ、一度潰れてもまた同じ場所に再発を繰り返すのが特徴です。塗り薬などでは治らないため、外科的な摘出が必要になります。
    私たちが大切にしていること
    私自身が口腔外科処置(小手術)で最も大切にしているのは、「ただ切り取る」のではなく、「患者さんの負担を最小限にし、再発させないこと」です。


    そのために、的確な診断と丁寧なご説明取り残しのない確実な外科手技、術後の不快症状(痛み・腫れ)のコントロール、傷跡を極力残さない縫合技術を特に重要視しています。唇や口の中は非常に敏感な場所だからこそ、細心の注意を払って治療に当たっています。


    よくあるご質問


    Q:手術は痛いですか?
    A:局所麻酔をしっかり効かせてから行うため、手術中の痛みは基本的にありません。麻酔の注射自体も、表面麻酔を使用し痛みを抑える工夫をしております。術後は麻酔が切れると軽い痛みが出ることがありますが、処方する痛み止めで十分に抑えられる程度です。
    Q:自然に治ることはありませんか?
    A:自然に潰れて小さくなることはありますが、唾液の漏れ出ている原因(傷ついた唾液腺)が残っている限り、高い確率で再発します。根本的に治すには摘出手術が推奨されます。


    Q:手術当日は食事ができますか?
    A:麻酔が切れてから(術後約2〜3時間後)、お食事をしていただけます。数日は刺激物や熱いものを避け、柔らかいものを召し上がることをお勧めします。


    Q:切った後の傷跡は目立ちますか?
    A:お口の中の粘膜は非常に治癒力が高い組織です。丁寧に縫合を行うため、治癒後は傷跡はほとんど目立たなくなります。

    執筆者

    HSデンタルサロン 院長 皆川貴彦


    経歴
    奥羽大学歯学部 卒業
    埼玉県の医療法人 勤務
    HSデンタルサロン 院長


    資格
    ノーベルバイオケア臨床インプラントプログラム 修了
    YDC インプラント(サイナスリフトコース)セミナー 受講
    メガジェン国際教育・臨床研究ネットワーク(MINEC)セミナー 修了
    ハワイ大学医学部共同プログラムメガジェン解剖学ワークショップ 修了
    I LSC(immediate Loading Study Club)ベーシックトレーニングコース 修了
    ダイレクトボンディング修復ハンズオンセミナー 修了
    根管治療の精度を高める最新エンド治療(UCLA式歯内療法)セミナー 受講

     

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